4月10日、村岡淑�嚔�長が秋田県庁を訪問し、堀井啓一副知事、冨田耕司建設部長に秋田県発注工事に関する要望書を手渡した。
　今回の要望は、今年2月から6月にかけての補正予算、また、国における防災・減災対策推進による公共事業予算の拡大される中で、県内建設企業の財務内容が改善傾向にあるものの依然として赤字基調にあることから、産業政策として低入札基準価格と最低制限価格の引き上げを求め、県が今年策定した「秋田県建設産業振興プラン」に則った県内建設企業が健全な企業体を維持しながら、期待されている役割を果たせる環境づくりを求めるもので、村岡会長は建設業の現状などの説明と併せ、「秋田県建設業協会ビジョン」を示し、県内建設業が今後向かっていくべき方針について説明した。

4月25日、秋田県建設業協会を始め、建災防秋田県支部、秋田県土木施工管理技士会、秋田県建設事業協同組合連合会、秋田県土地改良建設協議会の5団体が新年度の理事会並びに総会（代議員会等）を秋田キャッスルホテルにおいて行った。
　秋田県建設業協会の理事会・協議員会では、今年度の表彰候補者、総会への提出事項を協議。各議案が原案通り承認され、定時総会に提出される運びとなった。
　また、協会が行う事業においては、先の4月10日に秋田県に対して要望活動を行ったことが報告されたほか、理事から秋田県の技術力評価における企業評価のウエイトを高める要望を要請する発言があり、全会一致をもって賛成となり、今後、秋田県への要望を行う事とした。
　議　事
1) 表彰候補者について
2) 定時総会へ提出する事項について
［決議事項］
第1号議案 理事・監事の選任の件
第2号議案 平成24年度貸借対照表及び正味財産増減計算書及び
これら付属明細書承認の件
［報告事項］
第3号議案 平成24年度事業報告及び事業報告の付属明細書報告の件
第4号議案 平成24年度公益目的支出計画実施報告書報告の件
第5号議案 平成25年度事業計画並びに収支予算報告の件

　秋田県建設業協会は、「平成25年度新規学卒入職者（新入社員）研修会」を4月25日に秋田ビューホテルにおいて開催した。
　研修会には、この春会員企業に採用された新規採用者100人のうち60人が参加した。
　初めに村岡淑�嚔�長の講話が行われ、「建設業はただ単に公共事業を受注するだけではなく、災害が起こった時のライフラインの確保や復旧活動等、常に地域の安全・安心を守る業界として欠かせない。建設業は本当に素晴らしい職業だと思う。秋田県の建設業界を取り巻く現状は公共事業費の削減、長期にわたる景気の低迷によりそのシワ寄せが建設労働者や技能者の賃金に及んでいる。さらに建設業就業者数の減少と高齢化、若年労働者の就業割合の減少、入職後三年以内の離職率が高いなど、大変厳しい状況になっているが、秋田県のこれからの建設業は自分が背負っていくという気概をもって前に進んでいただきたい。働くことは難儀なこと、仕事で楽なことはひとつもない。簡単に離職を考えず早く職場や仕事に慣れ、先輩や同僚とよくコミュニケーションを取りながら楽しく仕事をしてほしい」と、新入社員に対して仕事に対する心構えを説いた。
　村岡会長に続き堀井啓一秋田県副知事が登壇し、「土木、建築、水道設備等広範に及ぶ建設業の仕事は秋田県の県土を守り、住民の生活を守っていくために欠かせない仕事である。これから高齢者が増えていく中で各地域において災害や豪雪が起きた時にすぐに現場に駆けつける、力を注いでいただくことがますます重要性を増してくる。建設業という仕事は大変地味で縁の下の力持ち的な仕事であるが、県民の生活を支えていくにはかけがえのない大切な仕事に携わっているという誇りを持って頑張っていただきたい」と述べ、建設業への期待とエールを送った。
　研修は（株）日本コンサルタントグループの酒井誠一氏を講師に迎え、社会人としての心構え、建設業界の基礎知識、新入社員の基本（身だしなみ、挨拶、敬語の使い方）について、午後からはグループに分かれ、建設業界の仕事の流れについて設計図や見積書、工程表の作成、安全管理、施工検査など与えられた役割についての責任と協力して仕事を組み立てていくことについてゲーム感覚で学んだ。

　建災防秋田県支部では今後、次の安全衛生教育等を実施して参りますので、皆様のご参加をお待ちしております。（下表、種目・開催日順）
　開催要領等の詳細、受講申込書は建災防秋田県支部Webサイトをご覧下さい。
http://www.a-kenkyo.or.jp/jcosha/index.html

　労働保険（労災保険・雇用保険）の保険料は、事業主が年度当初に概算で申告・納付し、翌年度の当初に確定申告の上、精算することとなっています。
　平成25年度の申告・納付期限は6月3日（月）から7月10日（水）です。お早めに手続きをお願いします。
　平成25年度の雇用保険料率、労災保険料率の基準料率、平成24年度のとおりで変更はありません。
　詳細についてはお問い合わせ願います。

※労災保険料率については厚生労働省のホームページをご覧下さい。

◆労働保険料の納付は、期日までにお願いします。
◆労働保険料の納付は口座振替が便利ですので、是非ご利用ください。
申込みは、所定の用紙（労働局、監督署）を金融機関に届け出てください。
（＊今回、年度更新分はすでに締め切られております。）

◆電子申請もご利用になれます。電子申請は、6月1日からご利用になれます。
電子政府の総合窓口　http://www.e-gov.go.jp/

◆お問い合わせ先
秋田労働局労働保険徴収室 TEL　018-883-4267
秋田労働基準監督署 TEL　018-865-3671
能代労働基準監督署 TEL　0185-52-6151
大館労働基準監督署 TEL　0186-42-4033
横手労働基準監督署 TEL　0182-32-3111
大曲労働基準監督署 TEL　0187-63-5151
本荘労働基準監督署 TEL　0184-22-4124