秋田県建設業協会（村岡淑郎会長）は9月21日、秋田ビューホテルを会場に第4回理事会を開催した。
　議事では報告事項として秋田県からの受託事業である復興支援建設産業サポート事業の進捗状況と、9月理事会以前に開催された常置委員会の報告がそれぞれの委員長から行われた。
　続いて、▽東北建設業協会ブロック会議（今年10月本県開催） ▽一般社団法人への移行認可申請 ▽秋田県への要望（案）の3項目について協議が行われ、各項目については原案通り承認・決定し、事業運営等を推進することとした。

　国土交通省は9月15日、東京都・メルパルクホールを会場に平成23年度優秀施工者、建設産業人材確保・育成対策顕彰式典を開催し、受賞者の栄誉を讃えた。

建設マスター　401人に栄誉
会員企業から3名受賞
　平成23年度優秀施工者国土交通大臣顕彰（建設マスター）においては401名が受賞し、その栄誉が讃えられた。
　同顕彰は優秀な技術・技能を持ち、後進の指導・育成等に多大な貢献をした功績を讃えるもので、受賞者401名の中には秋田県から7名、うち、会員企業の従業員3名が受賞した。

［会員企業受賞者］
榎　　清英
柏木　茂成
田村　伸男

建設産業人材確保・育成対策顕彰
（株）菅与組、（株）佐藤庫組が受賞
　建設産業人材確保・育成対策顕彰では人材対策において優秀と認められる企業7社が受賞した。（国土交通大臣顕彰3社、土地・建設産業局長顕彰4社）
　同顕彰は建設産業における人材の確保・育成等の推進を目的とした建設産業人材確保・育成推進活動の一環として建設業に従事する労働者に係る先進的で特色のある人材対策のうち、人材の活用・育成・定着や雇用労働条件の改善への取組を通じて、労働生産性の向上、労働者の福利厚生の改善等の面で特に功績がある企業を讃えるもので、本会会員から株式会社 菅与組（畠山順太郎社長・潟上市）と株式会社 佐藤庫組（佐藤昌郁社長・北秋田市）が受賞した。

［受賞会員企業］
国土交通大臣顕彰
土地・建設産業局長顕彰

　秋田県建設業協会（村岡淑郎会長）は、県内3会場においてメンタルヘルス講習会を開催し、講習会には会員企業の事業主や役員、総務担当者、雇用管理責任者などが参加した。
　同講習会はメンタル不全になる労働者が増加傾向にある中、職場に存在するストレス要因は労働者自身では取り除けないものもあり、事業管理者によるメンタルヘルスケアの積極的な理解と推進が求められていることを踏まえ、建設労働者の雇用促進・労働福祉の充実のため健康管理事業として実施するもので、本年度新規の取り組みとなる。
　講習会は下記の3会場で行われ、労働者が抱えるストレスの現状や要因、精神障害などの労災認定数、メンタルヘルスの具体的な進め方について講演が行われた。

［開催日時・会場・講師］
　◆県北地区（参加人数18名）
　　日時　平成23年9月9日（金）13:30〜15:30
　　場所　北秋田建設業会館・会議室（北秋田市）
　　講義　「職場のメンタルヘルスについて」
　　講師　労働者健康福祉機構　秋田産業保健推進連絡事務所
　　　　　　メンタルヘルス対策支援センター　　関　雅幸 氏
　◆中央地区（参加人数25名）
　　日時　平成23年9月12日(月)13：30〜15：30
　　場所　ルポールみずほ（秋田市）
　　講義　「職場におけるメンタルヘルス（心の健康）対策」
　　講師　（社）日本産業カウンセラー協会東北支部
　　　　　　　秋田県運営部　　部長　阿部洋子 氏
　◆県南地区（参加人数18名）
　　日時　平成23年9月14日(水)13：30〜15：30
　　場所　平鹿建設業会館・会議室（横手市）
　　講義　テーマ　「職場のメンタルヘルスについて」
　　講師　労働者健康福祉機構　秋田産業保健推進連絡事務所
　　　　　　メンタルヘルス対策支援センター　　関　雅幸 氏