活動報告

秋田県建設雇用・構造改善推進大会
建設雇用改善優良事業所など表彰
 
 

 11月16日、秋田ビューホテルで秋田労働局、秋田県、(一社)秋田県建設業協会主催による平成24年度秋田県建設雇用・構造改善推進大会が開催され、関係者100人余りが参加した。
 大会は二部構成で進行し、第一部は「助成金・企業支援制度説明会」が行われ、秋田労働局、秋田県の各担当者が各種助成・支援制度の紹介・説明。第二部では表彰式が行われた。
 大会第二部では冒頭、主催者として坂本忠行秋田労働局長が挨拶し、「建設業界は本県の経済、雇用を支える上で重要な役割を果たしている。先ごろ高年齢者雇用安定法が改正されており、定年後の雇用確保や新規学卒者の雇用確保に協力していただきたい」と述べた。また、次に登壇した村岡淑郎会長は「全国で甚大な自然災害が発生しており、根幹的な防災・減災対策が喫緊の課題となっている。さらなる業界発展のため、経営体質の改善や人材の確保・育成が重要であり、優秀な技術者の処遇改善や現場の安全対策に取り組んでいく」と挨拶した。
 続いて瀬戸下伸介秋田河川国道事務所長が祝辞を述べ、国土交通大臣表彰や秋田県知事表彰などが執り行われた。
 受賞者は次の通り(敬称略)。

○国土交通大臣表彰
北林一成(秋田土建株式会社)
○国土交通大臣顕彰
 [優秀施工者]
小原康夫(有限会社 環清工業)
佐藤 仁(山岡工業株式会社)
小山周永(創和建設株式会社)
高山尚登(高山建築)
小林繁夫(秋田土建株式会社)
畠山 恵(大森建設株式会社)
佐々木吉一(株式会社 村岡電業社)
渡部直喜(株式会社 吉田建設)
○秋田県知事表彰
 [雇用改善優良事業所]
株式会社 オオタベ
(代表 澤口美恵子)
○秋田県知事表彰
 [優秀建設現場従事者]
小玉一夫(株式会社 沢野建設)
戸松勝彦(能代電設工業株式会社)
遠藤 淳(大橋建設株式会社)
鈴木好春(羽後電設工業株式会社)
森  浩(森建設工業株式会社)
簾内俊光(有限会社 宝建工業)
菅原房志(株式会社 山脇組)
五十嵐暢(株式会社 秋田デイックライト)
○(一社)秋田県建設業協会長表彰
 [雇用改善優良事業所]
有限会社 成田組 (代表 成田俊彦)
広洋産業株式会社(代表 佐藤均)






理事長表彰
普及・履行確保等の功績を称えて
 
 
 勤労者退職金共済機構では、10月を「加入促進強化月間」と定めており、本制度のより一層の充実を図ることとしております。
 その加入促進強化月間の一環として、本制度の趣旨である普及徹底、加入促進及び履行確保に積極的に貢献している建設業退職金共済制度普及協力事業所として、(株)加藤建設、朝日建設(株)が、理事長表彰を受賞。11月16日開催された平成24年度秋田県建設雇用・構造改善推進大会において、村岡淑郎秋田県支部長より表彰状及び記念品を伝達されました。

[制度普及協力事業所]
◎株式会社 加藤建設  
 菅原廣悦(男鹿市)
◎朝日建設株式会社   
 小林郷司(北秋田市)





工事情報共有システム説明会
東北地方整備局発注工事における業務効率化の推進を目指す
 
 
 秋田県建設業協会は工事情報共有システム研究会(東北建設業協会連合会・東北建設協会・東北地方整備局で構成)との共催で、11月29日に工事情報共有システム説明会を開催。東北地方整備局発注工事に携わる企業の現場代理人・技術者45名が出席した。
 工事情報共有システムは平成20年度以降、東北地方整備局発注工事において生産性向上・業務効率化を目的に試験的に導入され、平成25年度からは基本的に全ての工事において一般化する方針となっている。
 説明会では最初に、東北地方整備局企画部の佐々木均技術管理課長補佐が「公共工事の執行に係る最近の動向及び業務効率化の推進について」と題し、整備局における総合評価落札方式の動向・統計や施工パッケージ型積算方式の内容、震災復旧・復興事業の取り組みなどを紹介。また、工事情報共有システムの全国での利用動向や監督員へのアンケート結果を提示し、今後の展開・方針について講話を行った。
 続いて、システム提供会社の東北インフォメーション・システムズ(株)法人ソリューション事業部の八巻秀一氏が「事前協議と電子検査対応のポイント」として、事前協議において確認が必要な工事書類の内容から、電子検査対応のポイントとして工事書類の分類からシステムを活用した工事書類一覧の作成などを解説した。