活動報告

国土交通省所管事業に係る要望活動
 
 
 

 秋田県議会建設振興議員連盟(北林康司会長・以下、議員連盟)と秋田県建設業協会(村岡淑嚔長・以下、協会)は8月1、2日の二日間に亘り、国土交通省及び東北地方整備局に対して所管する事業に係る要望活動を行った。
 議員連盟から北林康司会長、大関衛幹事長、平山晴彦幹事、協会から村岡淑嚔長、北林一成副会長、加藤憲成副会長、菅良弘副会長が参加し、初日、国土交通省及び東北地方整備局を訪問。また、二日目には秋田県選出国会議員のもとを訪ねた。

[要望事項]
1. 高速道路ネットワークのミッシングリンク解消について
2. 日本海側拠点港としての秋田港の整備促進と
  能代港の拠点化形成への支援について
3. 大規模地震等に備えた防災対策の推進について
4. 観光による秋田の元気創出を支援する道路の整備推進について
5. 産業・生活を支える国道7号の整備促進について
  (下浜道路・秋田南バイパス)
6. 地域再生・都市再生に向けたまちづくり関連事業等の促進について
7. 河川改修事業及び砂防事業等の推進について
8. ダム建設事業の促進について





若手経営者座談会開く
若年者の離職防止・技術継承等をテーマに
 
 

 県協会では、8月29日(水)秋田ビューホテルにおいて、若手経営者座談会を開催した。
 座談会には、各支部から推薦された若手経営者8名が参加し、座長は(一社)秋田県建設業協会の鈴木事務局長が務めた。
 座談会に先立ち、座長である鈴木事務局長が「今回の座談会は昨年に引き続き2回目となりますが、次世代を担う皆さんの意見を伺い、旬なテーマで共通認識を持つことが目的であります。協会の今後の事業にも生かしていきたい」と述べた。
 参加者の自己紹介に続き、「若年者の離職防止、定着率のアップ」「技術・技能の習得・継承」「今後の建設業協会のあり様」をテーマに意見交換が行われた。参加者からは、若年者の離職防止、定着について、「コミュニケーションや人間関係の悩みを相談できるよう年齢が近い同僚が必要と考え新規採用時に同期を採用する等配慮している」という意見があった反面、「コンスタントな事業量・額の確保が難しく、計画的な採用まではほど遠く、どちらかというと補充的な採用になっている」との声があった。
 技術・技能の伝承については、「資格取得の際、会社で費用負担をしており、資格取得後は給与に反映させている」という企業が多く、また「若者とベテランとのペアリングや可能な限り様々な現場を体験させることにより仕事を覚えさせる」との意見も挙げられた。
 今後の建設業協会のあり様としては、「現在の入札契約制度のあり方が課題。単純に点数で評価せず、労務費の確保やコストの面から等、いろいろな手法についてこちら側から発注者へ提案していったらどうか」「技術は立派だが、マネジメントが弱い。公共事業にしっかりとした意見を物申すことが必要だ」という率直な意見が出された。





秋田県優良工事表彰受賞祝賀会
受賞者の栄誉を讃える
 
 
 一般社団法人 秋田県建設業協会(村岡淑嚔長)と秋田県土木施工管理技士会(北林一成会長)は8月20日、秋田キャッスルホテルにおいて秋田県優良工事表彰受賞の企業及び技術者を招いて受賞祝賀会を開いた。
 今年度の優良工事表彰においては、26件の工事を施工の31社が受賞。祝賀会においては、技士会会員の技術者27名に表彰状及び記念品、企業31社に対して表彰盾を贈呈した。
 また、祝賀会には佐竹敬久秋田県知事、小松隆明県議会副議長をはじめ、多数の来賓が出席し、祝辞を述べ、受賞者の功績を讃えた。




下米町一丁目竿燈会による竿燈披露
   
秋田竿燈まつり初日の8月3日、本会がスポンサーを務める下米町一丁目竿燈会による演技披露が秋田県建設業会館前駐車場にて行われた。今年は近年にない猛暑ではあるものの晴天に恵まれ、絶好の竿燈日和となった。