活動報告

高校教員との人材確保・育成推進懇談会を開催
新規学卒採用者数が2年連続で倍増
 

 県協会は、平成22年5月11日(火)秋田ビューホテルにおいて、人材確保・育成推進懇談会を開催した。懇談会には県立工業高校等の建設関連学科担当教諭や、国、県を含めた人材協委員ら25名が出席。
 初めに、人材確保・育成推進協議会会長の川上洵秋田大学工学資源学部教授が、「日本は社会資本整備を行っていた発展期を終え、今は高齢期になっている。整備は整ったものの50年前の構造物もくたびれてきている。補修・補強・リハビリをしながら構造物をいかに利用していくか、資本整備と併せて担っているのが『人材育成』である。短期的、長期的展望について検討していきたい」とあいさつ。
 引き続き協議事項に入り、22年度新規学卒者採用状況や、23年3月高校別卒業予定者進路希望状況及び新入社員研修会アンケート等ついて事務局から説明した。
 その中で県内の雇用情勢が厳しい中、会員の新規学卒者採用数が2年連続で倍増したことを報告。行政側からは「秋田県における23・24年度の格付審査において新規採用(30才未満)1人は20点、2人では30点の加点対象されることになったことが一つの要因になっているのではないか」との意見が挙げられた。また、雇用の情勢について秋田労働局から「今年初の試みとして、管内5,000事業所に対し『採用履行調査』(新卒者の採用予定について)を行い、生徒の求人動向調査を実施。生徒のニーズに合った求人を確保したい」と説明した。
 このほか業界側からは「新入社員を自社のカラーに育てたいのは経営者の本音だが、入社2、3年で辞められると企業として負担が大きい為、経験者を採用したいというのが現実。『将来にわたって建設業に骨を埋める』という気持ちを持てるような精神教育をしてほしい」と学校側への要望も出された。その他、事務局から「新規事業高校教員建設技能訓練支援事業」について紹介。これは全国初の取組で、教員を対象とした鉄筋実習や型枠実習等の技能訓練を会員企業の協力のもと会員企業の事業所などで夏季休暇中に数日間行う予定となっている。




第27回通常総代会を開催
東北土地改良建設団体連絡協議会通常総会
 
 秋田県土地改良建設協議会(菅原三朗会長)は6月7日秋田ビューホテルにおいて平成22年度通常総代会を開催。秋田県農林水産部から清野清久次長、土地改良事業団体連合会の黒子高夫専務理事、土地改良政治連盟の三澤敏行委員長を来賓に迎え、関係者ら約40名が出席した。総代会では平成21年度事業報告、収支決算、平成22年度事業計画案、収支予算案を審議した。


 議事は次のとおり。
1. 平成21年度事業報告、収支決算書承認の件
2. 平成22年度事業計画(案)、収支予算(案)審議の件
その他

 東北土地改良建設団体連絡協議会(渡邊光悦会長)は6月16日、ホテルメトロポリタン盛岡ニューウィングで通常総会を開催した。今年度は任期満了による役員改選期にあたり、岩手県の佐藤正昭会長を東北土地改良建設団体連絡協議会の会長に選任し承認された。
 また、同日、全国農荘整備建設業協会通常総会も開催され、議事に先立って行われた表彰式では、農業農村整備事業の推進・発展等において顕著な功績が認められた4 名( 東北ブロック2 名、東海・北陸ブロック2 名)の受賞が披露され、本県からは菅原三朗会長が表彰を受けた



第29回定時総会
 
 6月9日、秋田県建設青年協議会(大沼武彦会長)は秋田ビューホテルにて第29回定時総会を開会。会員47名が出席した。
 総会冒頭、大沼会長は会員の出席に謝辞を述べ、「政権与党による公共事業削減の方向性は継続し、来年度は更に仕事が減る」との見通しを述べ、建設業本来の目的と必要性を訴えながら会員同士でともに協力していきたいと挨拶。続いて、大沼会長が議長を務め議事に入った。
 議事では平成21年度事業報告・決算を承認、平成22年度事業計画・予算(案)を決定した。



第29回定時総会を開催
 
 6月10日、秋田ビューホテルにて秋田県アスファルト合材協会 第29回定時総会が開催され、会員を始め関係者35名が出席。来賓に秋田県建設交通部から、伊藤雅樹道路課政策監、日本アスファルト合材協会東北連合会から加藤俊章常務理事が出席した。
 冒頭に登壇した加藤会長はアスファルト合材の安定供給と社会資本整備の遂行が本会の目的と述べた上で、「秋田県の建設投資の減少が全国に比べ少ないが、市場の低迷など環境変化の中、会員同士が胸襟を開いてより協力しなければならない」と挨拶。
 続く議事では、21年度事業報告・決算、22年度事業計画・予算(案)を承認・決定、また来賓の加藤俊章常務理事より業界動向等の情報提供が行われた。
 また、総会議事の前に(社)日本アスファルト合材協会功労者表彰の披露が行われ、受賞者の柴田孝氏(伊藤建設工業株式会社)に加藤会長より表彰状と記念品の伝達が行われた。