活動報告

東北地方整備局と意見交換
 

 県協会は4月20日、秋田県建設業会館にて、「地域建設業に関する意見交換会」を開催した。
 国土交通省東北地方整備局から青山局長をはじめ県内の出先事務
所長ら10名、協会からは菅原会長をはじめ各支部長ら8名が出席。
 冒頭菅原会長は「現政権の『コンクリートから人へ』という安直なキャッチフレーズのもと断行された公共工事の大幅削減により、地方全体が衰退している。地方を支える基幹産業として公共工事の重要性を堂々と訴えていく。
また、入札制度については、品確法の施行、総合評価落札方式の導入などで、環境は整備されてきているものの、まだ改善の余地はある。」と述べ更なる改善を求めた。これをうけて青山局長は「社会資本の維持管理のほか災害時などは建設業に頼るしかない。良い社会資本を残すため、率直に意見を交換したい。」と述べた。
 東北地方整備局、県内事務所からは平成22年度事業について情報提供があり、その後おこなわれた、意見交換では、「ワンデーレスポンスの拡大と実施にあたっての課題」、また、「豪雪地域における、克雪のためのインフラ整備の重要性」などについて、活発な議論が交わされた。




表彰式・第78回定時総会
 

 社団法人 秋田県建設業協会では5月27日(木)、表彰式並びに第78回定時総会を下記により開催いたします。
         記
○表彰式
時間 午後3時15分〜
場所 秋田キャッスルホテル(矢留の間)
・社団法人 秋田県建設業協会表彰
・社団法人 全国建設業協会表彰伝達
・財団法人 建設業福祉共済団表彰伝達
・社団法人 全国土木施工管理技士会連合
会表彰伝達
○定時総会
時間 午後3時45分〜
場所 秋田キャッスルホテル(矢留の間)
○懇親会
時間 午後5時10分〜
場所 秋田キャッスルホテル(放光の間)




雇用改善推進委員会を開催
推進方針、実施計画など報告
 
 県協会は4月19日(月)、秋田ビューホテルにおいて、秋田労働局、秋田県及び関係団体による雇用改善推進委員会を開催し、業界、行政機関、雇用能力開発機構の代表など10名が出席した。
 会議の冒頭、委員長が「最近の流れから、雇用の確保、新規雇用が困難であり、地域の事情も一律ではなく問題点もさまざま。各地域の状況を認識している雇用にかかわるさまざまな方面の方々が一堂に会し意見を述べるのはいい機会だと思います。雇用改善へ向けての忌憚のないご意見をいただきたい」とあいさつ。
 引き続き協議事項にはいり、事務局から平成21年度雇用改善推進事業実施事業報告、平成22年度雇用改善推進方針、平成22年度雇用改善推進事業実施計画について説明があった。その中で、21年度立ち上げた『建設系高校生特別教育支援モデル事業』について、予想を上回る希望者があり、191名が資格取得し、今年度も開催時期、募集要項を見直し引き続き実施すること。そのほか、年2回としてきた新規学卒入職者研修会を今年度から年1回とすることを報告。
 また、秋田県高等学校長会工業部会からの強い要望により今年度の新規事業として、『高校教員建設技術訓練支援事業』を創設。県内の教員を対象に建設業協会等の協力を得て、実務的な建設技能の指導を行うもので、協会として全国初の取組みとなることなどが報告され、すべての推進方針、実施計画が了承された。
 また、委員からは「昨年より新規採用者が大幅に増えているのは、秋田県の格付けで23・24年度は新規採用について加点対象とされたことが企業側へも受け入れられてきているのではないか」、「公共事業の投資が増えなければ企業としても新規採用は難しい。高校生だけでなく、大学生の就職希望者も多く、特に大学生は企業を掛け持ちしていて内定を出しても取り止めたりされる。企業側としても選ばれる企業になるのも大変だと思う」「経営事項審査で新規採用については加点されているが、一生懸命努力して現状維持している企業には何もないというのはどうか。制度の見直しが必要ではないか」「新規採用している企業は職員数50名以上の規模の大きいところで、定年の補充というシステムが出来上がっている企業ではないか。ほとんどの企業は補充ができないのが現状」「継続、教育、期間的な雇用について。また、平均的なものと究極的なものが我々建設業には求められている。これからはメンテナンス中心に平均的なものも質の高いものを取り上げていく時代が来るのではないか」といった意見が出されるなど、積極的な意見交換がなされた。



玉川保養所開所のご案内
5月1日から10月31日まで
 

 このたび5月1日より(社)秋田県建設業協会 玉川保養所が開所いたしました。
 現地はまだ雪が残っておりますが、建物周辺はすっかり春を迎えており、冬と春を同時に満喫できる風景がご覧いただけます。
 また、これから迎える6月は山々の木々が完全に芽吹き、森林浴に最高の季節となります。
 なお、協会では玉川保養所ホームページを開設しております。

( URL … http://www.a-kenkyo.or.jp/tamagawa/index.html )
 こちらでは時折々の現地の状況(写真)、利用料金・お申込方法等ご案内しておりますので、ご利用を希望の際はご覧下さいますよう、併せてご案内申し上げます。
 皆様のご利用をお待ちしております。
【お申込み・お問い合せ】
 (社)秋田県建設業協会
   〒010−0951 秋田県秋田市山王四丁目3−10
    電話  018−823−5495(代表)
    FAX  018−865−2306
 (社)秋田県建設業協会 玉川保養所(現地)
   〒014−1205 秋田県仙北市田沢湖玉川字渋黒沢1
    電話  0187−58−3021
    FAX  0187−58−3022





「お忘れなく 労働保健の更新手続きは
6月1日(火)から7月12日(月)までに!

 

 労働保険(労災保険・雇用保険)の保険料は、事業主が年度当初に概算で申告・納付し、翌年度の当初に確定申告の上、精算することになっています。
 平成22年度の申告・納付期間は、6月1日(火)から7月12日(月)です。お早めに手続をお願いします。
 なお、平成22年4月1日からは、雇用保険料率が下記の通り変更となっています。詳細についてはお問い合せ願います。

◆ 平成19年度より石綿健康被害救済のための「一般拠出金」の申告・納付が始まっていますが、労働保険の年度更新と併せて申告・納付します。
◆ 電子申請もご利用になれます。電子政府の総合窓口 http://www.e-gov.go.jp/

◆お問い合せ先
秋田労働局労働保険徴収室 TEL 018-834-4267
秋田労働基準監督署    TEL 018-865-3671
能代労働基準監督署    TEL 0185-52-6151
大館労働基準監督署    TEL 0186-42-4033
横手労働基準監督署    TEL 0182-32-3111
大曲労働基準監督署    TEL 0187-63-5151
本荘労働基準監督署    TEL 0184-22-4124