活動報告

表彰式・第77回定時総会
21年度事業計画を承認
 
 県協会は5月27日(水)、秋田キャッスルホテルにおいて表彰式並びに第77回定時総会を開催した。
 総会に先立って行われた平成21年度表彰式では、(社)秋田県建設業協会表彰において会員企業14社、会員企業の従業員25名、事務局職員2名を表彰。(社)全国建設業協会表彰では企業役員の特別功労として5名、事務局職員1名、会員企業2社、そして、会員企業の従業員8名が受賞し、表彰状・記念品が伝達された。
 第77回定時総会は表彰式に続いて開催、会員112名が出席。来賓には岡田光彦東北地方整備局局長、加藤修平秋田県建設交通 部長が出席。
 菅原会長は冒頭のあいさつで、「県内建設業の窮状の改善、安全・安心な県民生活を維持するため、公共事業予算の確保について総力を挙げて関係機関に強く働きかけていく」と述べ、「会員相互の信頼や連携を強め、結集力・組織力により諸問題の解決に向かわなければならない」と、協会事業に対しての会員の協力と理解を求めた。
 議事では▽平成20年度事業報告並びに収 支決算を承認、▽平成21年度事業計画並びに収支予算(案)を決定。
 21年度の事業計画では、▽安全・安心確保のための社会資本整備の計画的推進▽建設業のコンプライアンスの徹底と企業の社会的責任(CSR)への対応▽公益制度法人制度改革への適切な対応を始めとした6項目の重点事項を決定した。



新規学卒者研修会を開催
建設業界と社会人としての基礎知識
建設業のIT化等を学習
 
 県協会は、平成21年度新規学卒入職者(新入社員)研修会を4月27日・28日の二日間にわたり、秋田ビューホテルにおいて開催した。研修会には、この春会員企業に採用された新入社員20人が参加。初めに菅原会長の講話があり「研修会は毎年継続して開催されているが、参加者の多い少ないで我々の業界の景気がわかる。ピーク時は170人の採用があっ たが、今年の参加者は昨年の10名から20名と倍増しており、業界低迷の底が 見えてきたのではないかと思う。今、建設業(公共事業)は高齢化している。国県市町村で管理している橋や建物が老朽化している。メンテナンスしていかないといけない時代へとなってきている。日陰者と批難されてきた建設業も品確法の理解等により明るさが見えてきた。これからは整備されたストックのメンテナンスを基盤としてやっていくことになるが、決して衰退する産業ではない。業界の倫理として、地震、台風、大雨に対してすべてをなげうって市民住民の財産を守るのが責任でありキチンをやっている のが建設業である。皆さんも建設業の実態を理解し、プライドと希望を持ってやっていただきたい」と激励。
 引き続き、研修では(株)日本コンサルタントグループの酒井誠一氏を講師に迎え、社会人としての心構え、建設業界の基礎知識、新入社員の基本(身だしなみ、挨拶、敬語の使い方、電話対応)、また午後からはグループに分かれ、建設業界の仕事の流れについて設計図や見積 書工程表の作成、安全管理、施工検査など与えられた役割についての責任と協 力して仕事を組み立てていくことについてゲーム形式で学んだ。
 二日目は電子申請センター秋田の渡邊伸也リーダーを講師に、建設業界のIT化、秋田県CALS/ECの動向、業務の流れと電子化への対応について講義。併せて、Windowsの基本操作実習が行われた。



「退職金請求について」
 
Q 退職金が支払われるまでどれくらいかかるか。
A 請求から1カ月〜1カ月半かかります。
 (説明)
 退職金は月2回(月半ばと月末)に支払っております。月半 ばとはおおよそ16日、月末は最後の日ですが土・日曜や祝・祭日の関係で支払日がずれることがあります。
 退職金の請求書は秋田県支部で取りまとめ、建退共事業本部(以下本部)に送付し本部はそれを審査した後、事務委託会社に送り退職金計算等を行い、本部で再度確認作業を行っているため、退職金は請求から支払いまで1カ月ないし1カ月半の日数 を必要としております。

Q 退職したが手帳がもらえない。
A まず、事業主に申し出て下さい。それでももらえない場合には建退共秋田県支部又は建退共事業本部に相談して下さい。
 (説明)
 手帳は原則として、被共済者本人が持っていて、賃金の支払 日ごとに、それを契約者に提出して証紙を貼ってもらうことに なっております。
 手帳は全国どこでも使えますので、被共済者が現在の事業主のところをやめるときには、必ず手帳を受け取り、再就職した場合には新しい勤め先の事業主に提出して証紙を貼ってもらうことになります。
 建退共事業本部又は秋田県支部では事業主に対し、退職した従業員には必ず手帳を渡すよう指導しているところです。
 事業主に手帳を渡してもらえない場合は秋田県支部又は事業本部に申し出て下さい。