活動報告

平成20年度第4回理事会
 
 県協会は1月22日、秋田ビューホテルにて平成20年度第4回理事会を開催した。
 会議では、国が建設企業の金融の円滑化を推進することを目的として実施する「地域建設業経営強化融資制度」の導入を決定したほか、公益法人改革に対する取り組みとして、プロジェクトチームを立ち上げ、内部検討を進めていくこととした。
 議題は次のとおり。
報告事項
1)中間監査結果報告
2)常置委員会の開催結果について
協議事項
1)下請セーフティネット融資事業規約の一部改正(案)について
2)地域建設業経営強化融資制度の導入について
3)玉川保養所利用料金の見直し(案)について
4)建災防秋田県支部からの借入金について
5)会費等について
6)公益法人改革に対する取り組みについて



建設業に働く女性職員交流会
女性が働きやすく意欲と能力を発揮できる職場作りに向けて
 
 県協会では、平成20年12月12日(金)秋田ビューホテルにおいて、建設業に働く女性職員交流会を開催した。同交流会は建設雇用改善人材育成の一環として会員企業における女性職員を対象に実施したもので交流会には、建設業協会各支部から8名が参加した。
 交流会に先立ち、堀江敏明秋田県建設業協会専務理事が「建設業は厳しい環境、男社会と言われる中で、女性の方も進出されていることには敬意を払います。子育て、仕事、家庭の両立等、男性とは違った悩みも多いと思います。この交流会を通じて職場の環境の改善につながればと思います」と挨拶した。
 続いて、田代苑子(株)秋田建設工業新聞社副社長を座長に、大山誠子能代市「働く婦人の家」館長を助言者に迎え、「女性職員が働きやすく意欲と能力を発揮できる職場作りに向けて」をテーマに「建設業のよさを感じるとき」「人材の育成」「仕事と家庭の両立」などについて意見交換を行った。
 この中で、「建設業はデスクワークより人の目につく仕事をしている実感が持てる。頭の中で描いていたものが目の前に出来る達成感がある」とやりがいを語ったほか、「育児休暇は浸透しているが、これからは介護休暇も是非とりいれてほしい。仕事と家庭の両立には会社や家族など一番身近な人からの協力が大切」と周囲の理解を求めた。また職場での良好な人間関係、職場環境の改善については「相手や会社に変化を求めるのではなく、まず自分が動く、自分を変えていく。不満ではなく意見として言いたいことは声に出して言う。お互いに思いやる言葉、言葉遣いに気をつける」などの意見が出された。



東北地整営繕部と意見交換
不調・不落の原因訴える
 
 県協会建築委員会(伊藤久一委員長) は1月20日、秋田県建設業会館大会議室にて、国土交通省東北地方整備局営繕部との意見交換会を開催した。
 東北地方整備局では、平成18年度から原則全ての工事で総合評価方式 による一般競争入札を実施しており、実施後2カ年半を経過しての状況として、特に営繕工事において参加者が少なく契約に至らない事象が数多く 発生していることから、「入札・契約 における不調・不落について」をメインテーマに実施した。
  委員からは、▽改修工事は、仮設の計上及び養生等に係る諸経費率が少ないので実行予算を出した時点で赤地となる物件もある▽小規模工事は経費負けをする為、企業として受注意欲の優先順位がどうしても低くなる。対策としては、近隣エリア内で小規模工事を組み合わせてロットを大きくする▽小規模工事の場合、 請負金額に占める人件費が問題になる。など不調・不落の原因についての意見要望を訴えた。



建設業経営支援セミナーin秋田
1月28日から3日間開催
 
 1月28日から30日にかけて北秋田市、秋田市、横手市の県内3会場で「建設業経営支援セミナーin秋田(主催:秋田県、(社)秋田県建設業協会 後援:東日本建設業保証(株)秋田支店)」が開催され、3日間で県内建設業関係者370名余りが参加した。
 セミナーでは元銀行マンの関口清氏(暖企画 代表)による『“そこが知りたい!”「金融機関との上手な付き合い方」』と題した講演が行われた。併せて、後援の東日本建設業保証(株)秋田支店から前払金制度の説明、秋田県建設管理課より ▽建設業活力再生事業▽平成23・24年度入札参加資格要件の概要について説明が行われた。