活動報告

県協会
佐藤のぶあき氏来秋
 
 6月7、8日の両日、前国土交通事務次官の佐藤のぶあき氏が来秋、秋田市、大仙市にて450名余りが集い、同氏を励ます会が開催された。
 6月8日、大曲文化会館にて開催された会では、金田勝年参議院議員が応援に駆けつけ、佐藤氏について「道路、河川など公共事業の中核を担う部分に携わってきた人であるからこそ発言力がある」と評し、同氏が業界のために必要な人材であることを強調した。
佐藤のぶあき氏来秋
 続いて登壇した佐藤氏は、「人が住んでよかったと思える町づくり、基盤整備が必要」と社会資本整備の必要性を述べ、また、公共事業予算削減の結果、道路・橋の破損が増えたアメリカの事例を挙げ、公共投資はこれ以上削れない、天災に対する備えとしてインフラが必要との考えを示した。
 最後、菅原三朗秋田県建設業協会長が登壇。地域格差の解消、地方財政の立て直しが地方、ひいては秋田に必要とし、その立役者として頑張っていただきたいと佐藤、金田両氏を激励した。

その他
新会長に平野会長(秋田県)就任
秋田県建設青年協議会定時総会/東北建設業青年会通常総会
 6月14日、秋田ビューホテルにて秋田県建設青年協議会第26回定時総会が開催され、会員56名が出席、▽18年度事業報告・決算▽19年度事業計画・予算(案)▽役員改選について審議が行われた。役員改選では、平野久貴会長、大沼武彦副会長が再選したほか、大和大介理事が副会長の就任が承認された。
 また同日、東北建設業青年会平成19年度通常総会が開催され、東北6県より会員・関係者約120名余りが出席した。

建設産業人材確保・育成推進協議会
 冒頭の挨拶、深松会長(宮城県建設業青年会会長)は、公共工事において低価格競争が横行している現状に触れ、全発注機関が総合評価落札方式を早期導入することが望ましいとし、また、社会貢献をPRしながら厳しい現状を打破するためにも建設産業が声を出していかなければならないと述べた。
 議事では19年度事業計画(案)として、「自然・環境との共生」をテーマにした調査研究・情報交換を始めとして、コンプライアンスの周知・徹底、建設業の啓蒙活動を広くメディア等でPR等、9項目の計画案を承認。役員改選では新会長に平野久貴秋田県建設青年協議会長が就任。併せて、本県青年会から大沼武彦副会長が理事として再選、大和大介副会長が監事として就任した。
 通常総会終了後、桐蔭横浜大学コンプライアンス研究センター長の郷原信郎氏を講師に「法令遵守が日本を滅ぼす」と題し講演会が行われた。


 

県協会
建設産業人材確保・育成推進協議会
むつみ造園土木(株)、(株)伊忠組が総合政策局長顕彰を受賞
 
 国土交通省と建設産業人材確保・育成推進協議会は平成19年5月30日、「建設産業人材確保・育成対策顕彰式典」を東京都港区のメルパルクホールで開催した。今年度から「優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)」と「建設産業人材確保・育成対策顕彰」の合同式典となり、新たに建設マスターとなった436人、人材確保・育成対策顕彰に選ばれた14社が出席した。
 会議の冒頭、国土交通省総合政策宿利局長は冬柴国土交通大臣の祝辞を代読し、「顕彰された方々の努力に敬意を表するとともに、今後一層の活躍を期待したい」と述べた。
続いて、建設産業人材確保・育成推進協議会藤澤委員長は「先進的で特色ある取り組みで顕彰を受ける14社の栄誉に心よりお祝い申し上げたい」とあいさつした。
 引き続き建設産業の人材対策に功績のあった企業が顕彰され、国土交通大臣顕彰に5社、総合政策局長顕彰に9社が受賞された。

秋田県建設青年協議会定時総会

秋田県建設青年協議会定時総会

 本会会員関係では、むつみ造園土木(株)(代表取締役 佐々木吉和)が、社員が自主的な研修会を開催し自らのスキルアップに取り組む環境を整備していることと工業高校の長期間のインターンシップの引き受けを積極的に行い人材育成を推進していることが評価され、(株)伊忠組(代表取締役 伊藤俊悦)が、社員が安心して働ける職場づくりを目標に掲げ、子育てのために積極的に男性社員の育児休暇の取得できる職場の環境整備に尽力されたことが高く評価され、国土交通省総合政策局長顕彰を受賞した。


18事業場9個人を表彰
秋田県建設業安全衛生大会
 

 平成19年度第13回「秋田県建設業安全衛生大会」が、6月15日秋田市文化会館で開催され、建設業関係者ら約200名が参加した。
 大会では主催を代表し菅原建災防秋田県支部長は「本県建設業における労働災害は今なお、全産業に占める割合は高く、一層の努力が求められている。今後、経験豊富な団塊世代の退職により安全ノウハウ、技能継承が懸念されるところで、今年度の重点対策としてリスクアセスメント、建設業労働安全衛生マネジメントシステムの普及、定着を推進していきたい。また、厳しい経営環境により安全衛生活動への取り組み意欲の減退が懸念されるが、新たな時代に適応した労働災害のない魅力と活力のある産業となるよう微力ではあるが一端を担って行きたい」と挨拶した。
 なお、建災防秋田県支部関係受賞者は次のとおり。

▽事業場賞
 (有)和田興業、(有)阿部工務店 (鹿角)
 大高建設(株)、第一道路建設(株) (山本)
 珍田工業(株) (秋田)
 真坂建設 (由利)
 (有)高橋組、(株)宮原組 (仙北)
 藤井建設(株)宮 (平鹿)
 大橋建設(株)、(有)小原建設 (雄勝)
▽功績賞
 佐々木真  (株)宮柿崎土建
▽職長賞
 北林瑞明  (株)宮イトウ
 九島 強  (株)宮津谷組
 山内善幸  (名)伊藤組
 伊藤政志 矢島建設(株)