活動報告

県協会

表彰式・第75回定時総会

 
 県協会は5月24日(木)、秋田キャッスルホテルにおいて表彰式並びに第75回定時総会を開催した。
 総会に先立って行われた表彰式では、(社)秋田県建設業協会表彰において嶋貫隆夫専務理事が特別功労として表彰を受けたほか、会員企業12社、会員企業の従業員29名、事務局職員1名を表彰。(社)全国建設業協会表彰では企業役員の特別功労として2名、会員企業13社、会員企業の従業員7名が表彰を受けた。
 第75回定時総会は表彰式に続いて開催、会員114名が出席。来賓には坪香伸東北地方整備局副局長、中山敏夫秋田県建設交通部長が出席。
 菅原会長は冒頭のあいさつで、厳しい環境下での良質な社会資本整備、社会貢献活動等への積極的な取り組み、地域の基幹産業としての雇用の維持・確保への会員の貢献に対し、敬意を表し、また、平成19年度における協会の運営において、会員の要請に応えていくため、会員の地域貢献活動、施工能力向上、会員評価の優遇策等のメリットについて検討・提言していくことを述べ、会員の更なる理解と協力を求めた。

 議事は菅原会長を議長に進められ、議案として▽平成18年度事業報告並びに収支決算▽特別会計の統合(案)▽建退共秋田県支部の組織改正並びに会計統合(案)▽平成19年度事業計画並びに収支予算(案)を上程。議場に諮った結果、満場一致をもって承認された。
 総会の最後、専務理事の交代について菅原会長から、嶋貫隆夫専務理事が5月31日をもって退職、堀江敏明氏が新専務理事となることが発表された。
平成19年度第1回理事会

07年度建設マスター

本会会員の受賞者4名
 

 国土交通省は5月30日、優れた建設技術者を顕彰する優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)式典を東京都のメルパルクホールで行った。
 同顕彰制度は第一線で「ものづくり」に携わっている方の中から、優秀な技能・技術を持ち、後進の指導・育成に多大な貢献をしている方を国土交通大臣が顕彰し、誇りと意欲の増進、能力と資質の向上を促進するとともに、その社会的評価・地位の確立を図ることを目的として平成4年度に創設された。
 今回は436名、本県からは10名が顕彰された。(本会会員企業からは4名)
 顕彰式では、宿利正史国土交通省総合政策局長より顕彰状と建設マスターを表す徽章が授与された。

 本会会員企業の受賞者
櫻庭 仁志 (株)イトウ
奈良 修一 丸山建設(株)
畠山 義勝 進藤建設(株)
山形 信良 (株)あかつき造園土木

櫻庭 奈良 畠山
櫻庭 仁志 奈良 修一 畠山 義勝

 

県協会

新規学卒者研修会を開催

建設業界と社会人の基礎知識
建設業のIT化等を学習
 
 県協会では、平成19年度新規学卒入職者(新入社員)研修会を5月28、29日の二日間にわたり、秋田ビューホテルにおいて開催した。研修会には、この春会員企業に採用された新入社員15人が参加。初めに菅原会長の講話があり「建設業はインフラを整備する、基盤整備をする日本の国土と密接に関わっている産業。大都市産業を中心に景気が回復しているが、これは物流と人の流れが活発になることで、それを支えているのがインフラ整備、公共の整備をきちんとしてきたことが景気の上向きに繋がっている。

運営委員会を開催
都市と地方の格差の深刻さ、拡大は所得格差だけでなく、教育、医療等いろいろなひずみや弊害が深刻になっているが、都市の繁栄は地方が支えている。いずれ建設業は、維持管理、改良等、最低それだけでもやっていかなければならない。建設業が不況の中でこの業界を選んで就職された皆さんに敬意を表する。しかし、我々の業界は3年で3割の方が離職している。いったん将来設計、人生設計を立てて入職したのだから辞めたいと考えたときにいったん立ち止まって、もう3年間我慢してほしい。人生の最後の目的は人格の形成だと思う。自分の生きかた、世の中のこと、産業、会社のことをきちんと勉強して有意義な人生を送っていただきたい」と話があった。
 引き続き、研修会では(株)日本コンサルタントグループの酒井誠一氏を講師に迎え、社会人としての心構え、建設業界の基礎知識、新入社員の基本(身だしなみ、発声練習・挨拶、敬語の使い方、電話対応)、また午後からはグループに分かれ、建設業界の仕事の流れについて設計図や見積書、工程表の作成、安全管理、施工検査など与えられた役割についての責任と協力して仕事を組み立てていくことについてゲーム感覚で学んだ。
 二日目は電子申請センター秋田の渡辺伸也リーダーが、建設業界のIT化、秋田県CALS/ECの動向、業務の流れと電子化への対応について説明があり、Windowsの基本操作を行った。


第26回定時総会

加藤会長を再選
 
 5月11日、秋田県アスファルト合材協会(加藤義光会長)は秋田ビューホテルにて第26回定時総会を開催。会員30名が出席した。また、来賓として秋田県建設交通部より幸坂定一技術管理室長、日本アスファルト合材協会東北連合会より加藤俊章常務理事が出席した。
 加藤会長は冒頭の挨拶、業界を取り巻く環境が依然として厳しいことを踏まえ、アスファルト混合物製造事業に関する技術向上、品質の確保等を再認識した上で、「会員の自助努力による良識ある活動が重要」と述べた。
 議事は加藤会長を議長として進行。▽平成18年度事業報告並びに収支決算▽平成19年度事業計画並びに収支予算(案)▽任期満了に伴う役員改選の三つの議案が承認決定された。







県協会

本会専務理事に堀江敏明氏が就任

(社)秋田県建設業協会
 
 この度、5月31日をもって退職した嶋貫隆夫専務理事の後任として、今年3月に秋田県山本地域振興局長を退職の堀江敏明氏が就任した。
 同氏は岩手大学工学部資源開発工学科を卒業後、昭和45年秋田県庁に入庁以来、河川課主席主幹、砂防課長、都市計画課長、道路建設課長、建設交通部次長、山本地域振興局長を歴任。
 就任にあたって、「国土は均衡ある発展が必要。住む人々にとっての格差は解消されるべき問題。高齢化社会に向け社会資本の整備は、医療・福祉の充実にもつながり、観光立県を目指す秋田にとって文字通りのインフラストラクチャーである。雇用・就業人口の面からも建設産業は秋田の基幹産業であり、様々な社会環境の下、この産業がどうあるべきか会員の皆様と共に考えていきたい」と抱負を語った。
 趣味は、ふらっと出るドライブ。子供二人は独立し、現在は奥様と二人住まい。
 昭和21年10月1日生。
堀江敏明