秋田県では現在、総合評価落札方式による工事を試行しており、平成19年度においては4,000万円以上の工事件数の内、20%を同方式により発注することを目標に試行を進めることとしています。
この方式は、価格と技術を総合的に審査した上で落札者を決定するものであり、特に技術提案に当たっては以下の点を留意することが重要となります。
・共通(特記)仕様書等で規定されていない、考えや取り組みを具体的に提案すること。
※当たり前(仕様書記載)のことを書いても点数はもらえない。
・数多くの提案をすること。(1位満点方式)
※提案者の中でもっとも獲得ポイントが多いものが満点。
・特に、自社の実績に基づいて提案すること。
※確実に出来るものを提案しないと、ペナルティになる。
また、このような提案を行っていく為には、▽技術向上に務め、ノウハウを集積すること▽総合評価落札方式の対象外案件でも良い実績を残す(個人・会社の評価に繋がる)ことが重要になります。 |