活動報告
Vol.10
※当協会からピンポイントで情報提供を発信します。

秋田県公共事業における新年度の取組

 2月末に県内4会場で秋田県建設交通部による「技術管理業務に関する説明会」が開催され、▽事業別となっていた共通仕様書の統合▽条件付き一般競争入札の導入に伴う総合評価落札方式の変更▽設計VEの推進▽CALS/ECについて説明が行われました。
 主なものは次の通り。

■秋田県土木工事共通仕様書(H19.4.1以降適用)について
 



土木工事、農業農村整備事業等、森林整備工事を統合。3月中に県ホームページに掲載予定。
工事請負金額が500万円以上の工事についてCORINSへ登録(受注・変更・完成・訂正時)。500万円以上2,500万円未満の工事については受注・訂正時のみ登録。
交通誘導員は1級または2級検定合格警備員、建設業協会等が主催する安全講習会受講者を配置。検定合格証、受講証の写しなど確認できる書類を監督職員に提出。
工事施工において、完成時までに創意工夫や技術力に関して所定の様式で提出することができ、内容によっては加点を考える。
■総合評価落札方式ガイドラインの改訂について
 



条件付き一般競争入札を追加。これまでの公募(簡易公募)型指名競争入札の削除。
 (事務フローの変更、入札後の技術提案等の審査「事後評価方式」)
「実績確認項目」の評価ウェイトが「技術提案項目」に対し過度にならないよう加算点を設定。
実績確認における評価項目の追加。