活動報告
Vol.5
※当協会からピンポイントで情報提供を発信します。

入札契約に関する新たな取り組み

 東北地方整備局では、5月31日に発表した「入札契約に関する多様な取り組み」に、新たな取り組みを追加し、実施することとしております。

(1)低入札価格調査制度対象工事を受注している場合の競争参加資格要件の追加

品質低下防止の観点から低入札工事の場合、当該工事に専念
   低入札工事の履行期間においては、品質低下を招かないよう当該工事に専念させるため、次の要件を入札参加要件に付加する。
 1  過去3ヶ年の間に東北地方整備局(港湾空港関係を除く)における施工実績があること
※過去3ヶ年とは、年度当初においては前々年度までの3ヶ年とし、年度途中通知以降は前年度までの3ヶ年とする。
 2  1の工事成績評定点の平均点が74点未満(ただし、調査基準価格を下回った価格をもって契約している工事が複数ある場合は、1件増すごとに2点加えた点数とする)でないこと
 3  1の工事において、工事成績評定点が65点未満の工事がないこと
対象工事は、低入札価格調査制度対象工事の発生件数の多い一般土木、鋼橋上部及び建築とする。

このほか(2)企業の社会性・信頼性を重視した配点による簡易型総合評価落札方式の試行(3)市町村が実施できるように評価項目を限定した簡易型総合評価方式を試行(4)調査基準価格を下回った価格で落札した場合の品質管理項目の頻度を強化、が追加となっております。

詳細は東北地整局ホームページからごらんいただけます。
http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/kisya/kisyah/10629_kisya_preview.html